GEVALIA とは
GEVALIA とは
GEVALIA(イェヴァリア)は、1853年にストックホルムの北に位置する海沿いの小さな町 Gävle(イェーヴレ)で、Victor Theodor Engwall がコーヒーの輸入業をスタートしたことがはじまり。
今から170年以上も前の話、ちょうどスウェーデンでコーヒーが広まりはじめた頃です。
1913年に Engwall はコーヒーの焙煎所をつくり、ついに1920年 GEVALIA を創業します。
1957年には、当時としては画期的だった真空パックのコーヒーを開発し、焙煎後の劣化の問題を大いに改善。GEVALIA は順調に成長し、1966年にはスウェーデンで最も飲まれているコーヒーのブランドになります。
おいしいインスタントコーヒー
1971年 General Foods社が GEVALIA の経営をスタート。研究を重ね、数年後に「GEVALIA」の名前をつけるにふさわしいほどのインスタントコーヒーの開発に成功。
GEVALIA のコーヒーはもちろん、インスタントコーヒーもスウェーデンで瞬く間に人気になり、現在でも愛飲者が多くいます。
1995年に GEVALIA は Gevalia Ekologiskt(イェヴァリア・エコロジスト)プロジェクトを始動。以降、環境や人々に優しいコーヒー豆の製造を積極的に行っています。
思わず微笑んでしまう GEVALIA のCM
余談ですが、1985年頃から放映された GEVALIA の TVコマーシャル「Unexpected Visit(予期しない来客)」のシリーズが話題になり、コーヒー人気に火をつけたようです。
「予期しない来客があるときでも、GEVALIA のコーヒーがあればすぐにステキなフィーカができるね」といった主旨のCMで、本当に予期しないシチュエーションの物語ばかり。 ウェイトリフトのトレーニングをしていた男性の部屋の床が抜けてしまって、下の階へ落ちてしまう。 →下の階の部屋の人と目が合い、次の瞬間に仲良くコーヒーを飲んでいるという感じです。
とてもベタな設定ですが、なんだか可愛らしくて思わず笑ってしまいます。ちなみにスウェーデンのコマーシャルは、ベタなものが圧倒的に多いです。
GEVALIA の最近のコマーシャルでは「One cup closer to the unexpected(一杯のコーヒーが、予期しないことにつながっていく)」というシリーズが人気のようです。「思えばあのときのコーヒーがきっかけで、こんなことになったんだな」という感じのストーリー。
クスッと笑ってしまう和めるCM(40秒)です。よかったらぜひ見てみてください。
Fikahuset
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