KOBBS とは
KOBBS とは
KOBBS(コブス)は、スウェーデン王室認定の老舗の紅茶メーカー。200年以上もの長い間、ルースリーフ(茶葉)にこだわり販売しつづけています。
ロングセラー商品である KOBBS の紅茶は、Fikahuset でもとてもポピュラー。思わず微笑んでしまうような、いい香りのフレーバーティーは心身ともにリラックスさせてくれる逸品です。
KOBBS の道のり
古くは、1600年代から1800年代の間、スウェーデンにお茶を仕入れていた会社まで起源を遡ります。
1809年 Martin Samuel Kobb(マーティン・サミュエル・コブ)が、スウェーデン第2の都市 Gothenburg(ヨーテボリ)で KOBBS を創業。 以後 KOBBS は彼の息子たちによって代々引き継がれています。
今ではスウェーデンを代表するお茶のブランドとなり、スウェーデン王室御用達の紅茶メーカーとして広く知られています。
また、2007年以降は老舗コーヒーメーカーの Löfbergs(ロフベルグ)社が所有。さらに販路を拡大し人気を集めています。
ティーバッグ流入による危機
今では安定した人気を誇る KOBBS の紅茶ですが、この200年以上の歳月において順風満帆だったのかというと、そうでもありませんでした。
1950年代にリプトンやテトリー、トワイニングなどの英国の紅茶会社が次々とスウェーデンの市場に参入。彼らのティーバッグをすすめる積極的なマーケティングに打ち勝てず、残念なことに、スウェーデンの伝統的な紅茶会社が一掃されてしまいます。
KOBBS の市場シェアはわずか4%に減少。なんとかしないと…。スウェーデン人にルースリーフの良さを再認識してもらうキャンペーンを行う準備のために、KOBBS はイギリスへ向かいます。
60万個以上のティーポットをプレゼント
KOBBS は、スウェーデン人にパーフェクトな紅茶の淹れ方を楽しんでもらうキャンペーンを発案。イギリスで60万個以上の英国製ティーポットを買い占め、茶葉の入った紅茶缶とともにティーポットとストレーナー、説明書をプレゼントしました。
このキャンペーンは成功したようで、ルースリーフティー派の紅茶の人が増えます。
ルースリーフティーでゆったりフィーカ
KOBBS は、公式サイトで下記のように述べています。
Att brygga Kobbs löste tar lite tid och det tycker vi är bra – för då får man nämligen en chans att koppla ner både rent fysiskt men också psykiskt.
KOBBS のルースリーフティーでお茶を淹れると少し時間がかかるけれど、それは良いことだと考えます。身体的にも精神的にもリラックスできる時間がつくれるからね。
Fikahuset
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