ZOÉGAS とは

ZOÉGAS とは

ZOÉGAS（ゾエガス）は、1886年に Carlos Zoéga（カルロス・ゾエガ）と Maria Zoéga（マリア・ゾエガ）夫妻によって、スウェーデン南西に位置する Helsingborg（ヘルシンボリ）にて創立されたコーヒー会社です。

創立者の Zoéga 夫妻は大の深煎りコーヒー好きだったらしく、コーヒーに対する愛情がひしひしと伝わってくるメーカーです。特にダークローストのコーヒーに定評があります。

二人は創立の数年前にスウェーデン南部のスコーネ地方の都市 Landskrona（ランツクローナ）で出会い、結婚。既にふたりとも深煎りコーヒーに情熱をもっていたとのこと。

コーヒーの貿易を始めるためにスコーネの港町 Helsingborg に移住し、1886年11月30日に多くのコーヒー好きに愛される ZOÉGAS を開業しました。

深煎りに定評のある ZOÉGAS

ZOÉGAS は、今でもコーヒーが大好きで情熱的なスタッフで運営されています。ローストにこだわる人には魅力的なコーヒーメーカーであることは間違いありません。

後を継いだ Zoéga 夫妻の息子の Rudolf Zoéga（ルドルフ・ゾエガ）は、ブレンディングの魅力についてこう語ります。

"Att komponera en kaffeblandning kan i någon mån jämföras med att komponera musik "

「コーヒーのブレンドは、ある意味で音楽を作曲することに似ている」

Rudolf Zoéga

また、焙煎の専門家である Dan Fredriksson（ダン・フレドリクソン）はダークローストコーヒについてこう語ります。

「深煎りのコーヒーは、他の中煎りコーヒーなどと比べて、個性的で多様なフレーバーが詰まっているよ。」

「豆を深煎りすると酸味がなくなるって思う人が多いと思うけれど、実は深煎りをすると有機酸が分散されて他の有機酸と統合され、より複雑な風味を生み出すんだよね」

Roast Master：Dan Fredriksson

サステナブルなコーヒーを届けるために

ZOÉGAS はクオリティの高いコーヒーを届けるにあたり、サステナビリティを意識すること、そして将来を見据えた行動をとることは、サプライヤーにとって当たり前の責任であると考えます。

"EVERY CUP MAKES A DIFFERENCE"

ZOÉGAS のオフィシャルサイトのトップにアップされているフレーズです。いつも飲んでいる一杯のコーヒーが、これからのコーヒーの在り方や環境・温暖化の改善にも結びついていく。だから一杯のコーヒーにこだわりたい。

ZOÉGAS は、サステナブルな農園の運営、コーヒー農園で働く女性の自立・サポートをはじめとして、運輸のエネルギーはCO2削減のため電気を使用、本社ロースタリーは 100％再生エネルギーで稼働、資材はできる限りリサイクルを採用など、包括的なサステナビリティを徹底して実行しています。

一環として、西アフリカ地域の女性をコーヒー関係の企業家として育てるプロジェクト「Coffee by Women」を積極的に推進。2011年以降、ケニアやルワンダで、42 000人以上の女性コーヒー生産者を育てています。

ZOÉGAS's Sustainable Programs